シネギミック第1回イベント
当日レポート

(2003/08/23)

 

 結論は「大成功」


2003年8月23日。
この日はシネギミックにとって、
歴史的な日となった。

初めて企画した映画の上映イベント、
しかも野外。
「100人来れば、万々歳」
なんて予想をはるかに裏切り、
150人を超えるお客さんが来てくださった。
ロケーション優先ながら、
アクセスの悪い中、
みなさん、ありがとうございました。

天気もこれ以上ない、晴天。
夏らしくない今年の夏が
一番夏らしかったのではないか、
と思うくらいの晴天。
上映中の微妙なカミナリ音にビビリつつ、
夕立もなけりゃ、夜冷えもなし。
僕らは「映画の神様」を味方につけたようだ。

とにかく今回は、シネギミックの第一歩。
本当の戦いは、これから、これから。

さてさて、それでは当日の模様を
じっくり振り返っていきたい。
追憶のため、記録のため。

 

 事前準備


13時。
スタッフ全員、現地集合。
レンタカーを使っての足場運搬係、
マイカーを使っての機材運搬係以外の全員。

鉄製の足場が会場に届くまで、
みんなで風船を膨らませることに。
会場をデコレートする、
手作り感いっぱいのアイテムだ。



熱に弱く、割れまくったけれど。


計200個。
酸欠でひいひい言っているうちに、車部隊到着。
まずはスクリーン設置用の
足場を組むことから。
リハーサルで慣れているので、
比較的スムーズに事は運んだ。



トラックから、荷下ろし。

       


丁寧に土台を組んでいく。

       


安全には気を配ろう。僕は頭を2回打った。

       


浜風を受けながら、スクリーン設置。

       


バッチリ、完成。


のんびり休憩を挟み、
続いて受付ブース設置開始。
僕は上映前後のプレゼンに使うパソコンと
プロジェクターを繋ぐコードが
持参したものでは使えないことを知り、
急きょ電気屋へ買い出しに。
時間は17時、本番2時間前。



こちら、受付。


フリマのときに作った看板。


これは募金箱。後で大役を果たすことに。


ジュースも100円で販売。


次に、映写機ならびに
プロジェクターの動作確認。
ステレオスピーカーも作動し、
今か今かと、そのときを待つ。


アナログとハイテクの融合。


装飾も完了。メルヘンチックでしょ。


あらかたの準備作業を終え、
次はメンバーにTシャツと
スタッフパスを配布。
この瞬間、たまらなく素敵。

ちなみにTシャツの前面には
「MOViEMENT」の文字が。
これは映画(MOVIE)のチカラで
ムーブメント(MOVEMENT)を起こそうぜ、
というメッセージを込めた造語。


バックプリントもあり。

そんなこんなで、
一気にテンションの上がるスタッフ。
近くで自治会のお祭りが開かれていることを知り、
フライヤー直接配布攻撃に出る。
狙いはファミリー層だ。どどん。

 

 本番直前


18時。
あと30分で開場。
このあたりから、
人がぽつぽつ集まり始め、
問い合わせの電話が殺到する。

「今日はどんな作品を上映するんですか」

そうよね、作品名は知りたいよね。
次回のイベントでは、
必ず作品名を告知したい。

開場5分前。
スタッフみんなで円陣を組み、
最後の最後の打ち合わせ。



「頑張ろう!」「おう!」


辺りは暗闇を迎え始めた。
それと歩調を合わせるように、
お客さんが続々と。


わらわらわらわら。


子供たちも、お待ちかね。


ここで、あり得ないトラブル発生。
プロジェクターをつないだパソコン画面が
まったくスクリーンサイズに収まらず、
テーブル台ごと移動させることに。




そしてトラブルは重なるもの。
台を移動させたおかげで
アンプから音が鳴らない。
スタッフに緊張感が走る。
僕はまともに息ができなかった。
本番5分前。

恥ずかしながら、オチは
「電源コードが抜けていた」。
それは後で知ったのだけれど、
本番前に心臓バクバクいってる中で、
冷静になれと言う方が無理というもの。

しかし映写担当スタッフの
「よし、もうひとつのスピーカーを使おう」
という英断は、身内ながらあっぱれ。
アンプ接続じゃない、
映写機備え付けのスピーカーが
サブとして存在していたのだ。
ふう。

プロジェクターの位置も固定し、
ついに時間は19時に。

 

 本番開始


ピアノの音色が印象的な、
シネギミックのCMが流れる。
本番2日前に完成した自信作だ。




お客さんがうっとりするのを横目で見ながら、
スクリーン前へと駆け出す。

「こんばんわー!
 はいみんな、声が小さいよー!
 こんばんわー!」

進行係は、松岡厚志。
「声が小さいのはお前だ」と
誰か突っ込んでくれたら良かったのに。
緊張して声に張りがなく、早口で、
マイクの音もなぜか小さい。
しかも慣れない「客いじり」を試みる。
後で友達に「そんなん、いらん」と言われ、
ああもう、赤っ恥。


ともあれ、イベント開始。


ぼんやり映ってるのは、この画面。


シネギミックの簡単な自己紹介と
これから上映する作品に触れた後、
事前に作成した画面とともに
諸注意を促した。


 

 

 


頭が真っ白。
説明が下手で、噛んだり止まったりする僕に
客席から「頑張れ!」の声が響く。
ぽっ(ヘンな汗ダラダラ)。

とにかく前説は終わり。
メインの映画鑑賞をお楽しみあれ。





見てください。
お客さん、こんなにたくさん集まりました。
はっきり言って、予想以上。
僕たちの方向性は、決して間違っていなかった。

上映開始後、30分ほど経ったころ、
フィルム2巻構成のため、
10分程度の小休止に入る。
ここでの場つなぎトークに困った僕は、
突如として現れた女神に
助けられることになる。

micお姉さんだ。

さくらFM「micのシネマパラダイス」でおなじみ、
ラジオのパーソナリティー、mic。
「助けて、micちゃん!」
という僕の涙に応えてくれ、
打ち合わせなしのトークを開始。
しかも僕に話を振る対談形式を採用。
スゴイ、この人、スゴイよ。

 

 上映終了


約1時間の上映終了。

「上映が終わっても、そのままで」
という事前アナウンスのおかげで、
誰一人その場を立ち去ろうとしない。
そう、これからシネギミックの
プレゼンが始まるのだ。

やはり事前作成の画面とともに、
シネギミックの趣旨を説明。
会員を募っていることを説明し、
「仲間になってください」とアピール。
と同時に金銭面でも募金をお願い。


 


ただ、会員になってくれた人は、
予想よりも少なかった。
敗因として、
僕のプレゼンが下手すぎたこと、
辺りが暗すぎて配布した入会申込書が
読みにくかったこと、
などが挙げられよう。
シネギミックの実態を把握しきれてない人も、
多かったように思う。反省。

しかし、光はあった。
募金がかなり集まったのだ。
なんと、5ケタいきましたよ、5ケタ。
これにはスタッフ一同、驚きを隠せない。

「今日は来てくれて、
 本当にありがとうございました」

惜しみない拍手。
初めてのイベントで、プロ意識も甘く、
ほうほうの体でなんとかこなした上映会は、
この拍手に救われたと言っていい。

「めっちゃよかったよ」
「アツイなお前」
「またやってくれよ」

駆け寄る友人、知人に感謝。

 

 上映を終えて


「めっちゃいいよなあ、こういうの」

星、海、風とともに、映画鑑賞。
そんな雰囲気に酔いしれたカップルは、
心の底からつぶやいていた。

これだ、これが聞きたかった。

お客さんにお願いしていた
アンケートの感想欄に目を通す。
あまりにうれしい内容すぎて、
涙は出るわ、励みになるわ。
僕たちの「これから」が明るく見える。
元気の出る感想集を、ご一読あれ。

 

「本日の上映会について、感想を一言!」
とても素晴らしい企画だと思います。ありがとうございます!!もっと定期的に上映して欲しい。ミニシアター系のものとかも
●外で見るのは結構面白かったです。あんまりあつくなかったしきてよかった。また上映して下さい。
●会場への誘導スタッフやはじまる前のCMフィルムなどすごく細かいところまで練られていてカンドーしました。映画をみているうちに昔の紙芝居もこんなんだったんだろうなと思いました。これからの発展と成功をお祈りします。
●音が小さかったのでもう少し大きく
ディズニーのは大人も子供も楽しめました。公園で見るのは気持ち良かったです。
●ダンボは大好きなので、こんな気持ちのいい環境で見れて嬉しかったです。
●音が小さかったのが残念
●夕涼みがてらよかったです
●欠点を長所に変えていくポジティブな映画ですごい良かったです。野外で映画を観るのは生まれて初めてですごい気持ちよかったです。
●この実現した事に感心しました。
●昔の「ダンボ」が見れておもしろかったです。草の上で観る映画もいいものでした。
●まほうのはねなんてうそだ。とべるよ。
●たのしかった
●おつかれさま。すごく気持ち良かった!!
●野外上映会はほんとにできるんですねーすげー
●虫よけスプレーなど細やかな気遣い、周到な準備、プロモビデオもすばらしかったです!あ、前説もね
●外で観るのは新鮮でよかったです
●屋外で気持ちよし
●騒げる場所だともっといいですね。
●こんな素敵な場所で映画を見れて最高です。また次回も期待しています!!「ダンボ」かわいくておもしろい映画でした。子どもから大人まで楽しめた映画だと思います。
●たまには屋外で風にあたりながら観るのもよいかな
●浜辺の風を感じながら気持ち良かった。
●すごくよいです!野外の雰囲気や何かわりとちっちゃな(良い意味で)空間でみんなでイメージ(映画)を共有してる感じで幸せです!
●とても素敵な上映会ですね。ダンボは意外と大人の映画だったんですね。
●夏休みの思い出になってよかったです。
●小学生のころにも外で映画を観てとても楽しかったことを思い出した。とても良かった。
●外で観るのも新鮮で良いですね。ダンボ、久しぶりに観てまた子どもの頃と違った意味で感動した。
●野外も気持ちが良いと思いました。
●子どもはとても楽しんでました。
●おもしろかったです。
●ダンボをみたかったのでうれしい
●声が小さい
●屋外で見るのは初めてで子供達も喜んでました。
●野外で映画を見させていただいたのは初めてですが、すごく良かったです。
●外で見るのが新鮮
●たまたま通りかかったのですが楽しめた。
●たまたまとおりかかって上映をしてるのを見つけれてヨカッタ
●野外っていいなぁ。楽しかったです。
●ダンボはとてもかわいくて、みたかった。そしたらみれた。おもしろいです。
●楽しかった。
●良かったです。大変だったでしょう。お疲れ様です。未来に向けて頑張ろう!
●よかった
●本当によかったです。会場も内容も良かったです。これからもがんばってください。
●おもしろい!!
●ダンボがおもろい
●ダンボが見れてよかったです。
●good
●イベントは楽しいですね。
●野外で見る事ができ、非常に楽しかった。
●このような場所で映画を見る機会はあまりないのでとても楽しみにしていました。よかったです。ダンボというのもよかったと思います。これからもがんばってください。
●いい場所でなつかしい映画を観れてとても楽しかったです。
●屋外でみるのは楽しかったです。空気がきもちいい
●外で見られてよかったです。説明が分かりやすくてよかったです。
●外で見るのは風がきもちいい。でも音が聞こえなかった。
●来てよかったっす。新鮮でした。
●背景がきれいだった。
●初めてのイベントとは思えないくらい細かい配慮がなされてたと思う。
●とても楽しかったでした。シネギミックさんは映画館作りを目指していらっしゃいますが、私は今回のようなかたちの上映がはじめてでとっても楽しかったので、又、お空の下で映画を観たいですねえー
●この団体をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思いました。
●ロケーションが気に入りました。手づくり感をとても感じました。
●子どもが喜んだ。よかった。
●とてもいい催しでした。晴れてよかったですね。たくさん観に来てくれてよかった。家族連れが多く、なごやかで。
●私も飲んだら飛べるかも。ねころがって見りゃよかった。
●ロケーションもサイコーですね!ダンボみるのは初めてですがたのしかったー大成功おめでとうです!これからもたのしみにしてます。
●面白かったです。また来ます。
●野外で映画を見るのはとても気持ち良かったです。
●野外で映画を観るのは、新鮮で良かったデス。
●スクリーンが小さいと感じました。映写機の音が趣があって良かったです。
●とても楽しい雰囲気ですね。ただ、音が少し小さくて残念。アンケートちと書きづらいね…。
●音がもうすこし大きい方がよかったです。
●音がもう少し大きければよかった
●「ダンボ」は初めて観たので、とても面白かったです。
●外で観ていると、また違う気持ちで観れました。とても楽しかったです。
●たのしかった
●ゾウが好きになりました。映画館もいいけど、外での映画ものんびり、少しぜいたくです。
●「ダンボ」は知ってましたけど、お話は全然知らなかったので、楽しみました。野外上映会は初めて!!風が気持ち良くて、映画館とは違った感じでみることができて楽しめましたです!
●「手づくり」感がとても良かったです。家族連れの人も多かったので「DUMBO」は見やすかったのではと思います。西宮に映画館がないのは知りませんでした。はやくできるといいですね。これからも頑張って下さい。
●屋外での上映会は小さな子供も連れて行ける事もあり、家族で夏休みのひとときを楽しむ事が出来とても良かった
●夏休みということもあり親子で楽しめて良かった
●ダンボはとてもおもしろかった。外で見るのは気持いい
●ちょっと長いかな

※全てのご意見を掲載しています。
 (アンケート用紙回収件数82件。自由記述欄記入は81件)

お客さんの詳しいアンケート結果はこちら。


アンケート回収率、80%。
これもスゴイ。

 

というわけで、
シネギミックはデビューした。
これからは「素人の頑張り」では評価されない。
プロとして、志ある者として、
誇り高く、そして何より楽しむ気持ちで
映画館建設の夢を実現したい。

メンバーのみんな、おつかれさま。
今日ほど「みんなが主役」だった日はないね。
次のステージに向け、ともに頑張ろう。

それから当日お手伝いしてくれたスタッフ。
たくさん助けられました。
本当に、本当に、ありがとう。

そして、僕らを応援してくださるみなさん。
「ありがとう」では足りないほど、ありがとう。
これからも、どうぞよろしく。


それでは、次回のイベントまで。

 

 

 ごあんない

 

シネギミックの歴史的第一歩、
西宮浜での野外上映会のお知らせです。
星、海、風とともに、映画鑑賞。
なんと、入場無料です。
ぜひぜひ、いらしてくださいね。

さあ、夢の始まりです。

 

日時

2003年8月23日(土)
6:30PM開場〜7:00PM上映開始
※天候などにより時間の変更あり

場所

西宮浜「海辺の道公園」(地図参照)
雨天の場合/西宮浜公民館

アクセス

 車: 171号線を南進、西宮大橋を超え、
つきあたりヨットハーバー西隣。
お近くの駐車場をご利用下さい。
バス: JR「西ノ宮」阪神「西宮」より
「マリナパーク南」下車。

時刻表
行き(JR西ノ宮より「西行き」)
行き(阪神西宮より
   「マリナパーク行き」)
帰り(「東行き」で阪神、JRへ)

鑑賞料 無料

上映作品

当日、来てのお楽しみ

鼻が長くて耳もでかい、とある動物のアニメーション。子供向きかと思いきや、クールでサイケでオトナ向け。野外スクリーンで見る価値大。

諸注意

虫刺されにご注意ください。
敷物のご用意を。お尻が濡れるかも。
上着の持参を。夜は冷えます。
ゴミは必ずお持ち帰りください。
サインペンをよろしければ。

 

▼ 西宮浜は、こんなとこ ▼

 
ヨットハーバーの隣にあります、海辺の道公園。

 
開放感があり、すぐそばに海が。だって「浜」だもの。

 
地面は芝生ではなく、クローバー。座り心地はいい感じ。

 

▲極秘入手!
これが噂の告知フライヤー。